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スポーツとお芝居といろいろなことの続き。 [お芝居]

昨日は他人でいることに慣れるってことを書いたと思うけど、どうしてその作業が大切なのかを書いておきたいと思う。

一人芝居でない限り、人の台詞を聞いている時間の方が、自分が喋っている時間よりも圧倒的に長い。喋っている時は役の人物でいられても、人の話を聞いているときにお芝居出来ていない役者が多いと感じる。

それはスポーツでも同じ。野球やサッカー。ボールを触ってない時こそが鍵になる。ボールを触っているときは一流でも、触っていないときに普通の人である可能性は高い。サッカーで言うと、日本ではかつては北澤が最後まで走り続ける選手として名を馳せたと思うけど、今では長友が最後まで運動量が落ちない選手として認識されている。

でもね、そんなこと、世界で見たら普通のことなのかもよ。やればいいのに。ずっと走り続けることを目標にサッカーやればいいのに。野球も一緒。なんせ、試合で一度もボールを触らないなんてざらなのが野球だからね。ピッチャーキャッチャー以外がボールを触るチャンスは2時間の内の10分くらいで、たった一球飛んで来るか来ないかの打球に対して、2時間まるまる集中し続けるのが野球というスポーツ。

だからこそ、

ボールを持っている時だけ、せりふを喋っている時だけ頑張ってもダメなんだと言うことに気が付いたプレイヤーだけが、気が付いてやり抜いたプレイヤーだけが、長い目で見たときに価値が上がって来るような気がする。

とりあえず1年。やり抜いてみたら、その先は癖が付いて、やらずにはいられなくなる。

いつやるか。

いつやるのか。

ただそれだけを決めればいい。

ただそれだけでいい。

出来る出来ないは最終的には才能だけど、ただやることを決めるのに才能は関係ない。

ポテンシャルだけで通用する世界は10代の内だけだからね。
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