溝呂木梨穂さんという詩人と出会いとにかく感動している。 [感動]
いつも読んでいる「致知」という雑誌は色々な人が登場してくるんだけどね、ある日溝呂木梨穂さんのお母さんの記事が出ていて。
梨穂さんは生まれてすぐ脳に酸素が送られていないという状態になって、重度の障害者として20年近く言葉も喋れない状態で病院で生活していました。その苦労をお母さんが語るんですが、ある日お母さんの執念が奇跡を起こすんですね。この子には言葉がある!伝えたいことがあるようだと感じるんですね。そして、国学院大学の柴田先生に出会い、梨穂さんの中から言葉が出て来るんです。
梨穂さんの脳は生きていたんです。身の回りの色々な事を感じ、言葉を少しずつ理解し、いつか誰かに私の話を聞かせるんだと、物語を貯めて行くんです。希望を持ち続けて諦めずに待つんです。ゴールがない中で諦めずに好きな言葉を集めて行くんです。
もう奇跡ですよ。
すぐに梨穂さんの詩集「ららりるれろのまほう」を買いました。彼女の思考が、世界が、もう自分には高尚過ぎて、大事に大事に彼女の世界を楽しんでいます。
戦うとは美しい。人であるからこそ成長に向かって戦う理由があるんだということを、彼女は教えてくれました。
佐藤も日々成長したいと思います。それが人が人である理由だと思うから。
2016-10-25 10:25
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