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何かに影響される幸せ [日々感じること]

犬(キロク♂)を飼って間もなく3年。最近は朝の散歩を母さんがしてくれるのですが、リードを付けて家を出て行く時に佐藤の方を全く振り向かずに、キロクはスーーっと家を出て行ってしまいます。「あー俺じゃなくてもそりゃ行くよね」ってちょっと寂しく感じたんです。その時に、母さんの昔の話を思い出しました。

うちは姉さんと年子で、佐藤が生まれる少し前、姉さんは伯母の家に預けられていました。たまに母さんが遊びに行って帰るときが来ると、姉さんは「バイバイ」って振り向きもせずに伯母の家に入ってしまったそうです。その時、何とも言えない寂しい気持ちになったという話を幾度となく聞いていました。

キロクの様子を見ながら、その時の母さんの気持ちが、より深く理解できました。

面白い。

そんなことを思いながら、家を出て、キロクとは反対方向へ歩き出して、ふと振り向くと、車が来ていたらしく、母さんはリードを引っ張っています。キロクは犬の性ですかねえ、引かれた方には動こうとしません。そんな様子を見ながら、誘拐される子供のことをふと思ったんです。

昔やった芝居で、子供と嫁を殺される役をやったことがありますが、「そんなもんか?」とダメ出しされたことを思い出しました。怒りの気持ちは理解できても、親として悲しかったり苦しかったり申し訳なさとか悲しさとか、もっと深いところは理解できてなかったなあと突然思いました。今どはまりの韓国ドラマ「被告人」のチソン演じるパク・ジョンウ検事の子供を思う演技のより深い部分が見えたという思いがしましたね。

あと突然の横田めぐみさんです。

横田夫妻の思いはテレビでお二人の様子を見られるから、北朝鮮許せん!!とか横田夫妻可哀想だなとか思えていましたが、同じようにかそれ以上に可哀想なのは、めぐみさんなんだなと誘拐される側の恐怖に思いが至りました。やっとそう思えたねえ。

横田夫妻が高齢になってきたからじゃない。拉致された人達の気持ちを考えたら、とにかく一刻も早く会いに行かなくてはいけない。帰る帰らないの前に、北朝鮮にさらわれたのは分かっているんだから、連れ戻すとかそういうことじゃなくて、会いに行く道筋を付けて欲しい。孫が日本に来たんだから、北朝鮮に会いに行ったっていいじゃないか。どうやって解決しようとしているのか分からないけど、北朝鮮情勢が変わってきた今このタイミングだからこそ、日朝首脳会談の早期実現を望みたい。

そんなことだけじゃなく、野球でも試したいプレイが一つあるし。サッカーの川島のパンチングから、突然世界基準が見えてきたり。

目を見開いていると日々何かしら気付くね。佐藤の目がでかい理由が分かってきた。よく見るためだね(笑)

そんなことを書いていたら嫁から連絡が。佐藤のテンションが求められてる現場があるらしい。行くしかないな。

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