知らないことばかりだ [小説]
最近本当にノンフィクションにはまってまして、知らなくてご免なさいな事件に出会ってしまった。
「上申書殺人事件」
死刑を宣告された受刑囚が、獄中から更なる殺人の余罪を告白し、主犯の男を追い詰めて行った。
っていう事件。知ってた?
人を殺す計画を立て実行し、土地を奪って金に代える、もしくは保険金を得るを繰り返す男がいたんだって。
本当にもう「凶悪」ですよ。
いるんだよ。「凶悪」な人間がすぐそばに。
そんな凶悪が語られるのも凄いけど、一方では、
例え不審な死に方をしても、事件性を疑われないほど、その人がいなくなってしまっても誰にも気付かれない人もいるんだなあって。そんな生き方を選択しちゃダメだ。可哀想だよ。
殺すのもダメだけど、殺しても分からないからっていう殺しのターゲットになってもダメだって。
本当に生き方の両極端に触れて佐藤はダメージを受けています。なんて普通な男。
っていうか、本の力は凄いなって心から思う。新潮45編集長の宮本太一氏と、死刑囚"凶悪"後藤良次の力なんだと思ったね。
ふー
さてと。次は何を読もうかな?
「上申書殺人事件」
死刑を宣告された受刑囚が、獄中から更なる殺人の余罪を告白し、主犯の男を追い詰めて行った。
っていう事件。知ってた?
人を殺す計画を立て実行し、土地を奪って金に代える、もしくは保険金を得るを繰り返す男がいたんだって。
本当にもう「凶悪」ですよ。
いるんだよ。「凶悪」な人間がすぐそばに。
そんな凶悪が語られるのも凄いけど、一方では、
例え不審な死に方をしても、事件性を疑われないほど、その人がいなくなってしまっても誰にも気付かれない人もいるんだなあって。そんな生き方を選択しちゃダメだ。可哀想だよ。
殺すのもダメだけど、殺しても分からないからっていう殺しのターゲットになってもダメだって。
本当に生き方の両極端に触れて佐藤はダメージを受けています。なんて普通な男。
っていうか、本の力は凄いなって心から思う。新潮45編集長の宮本太一氏と、死刑囚"凶悪"後藤良次の力なんだと思ったね。
ふー
さてと。次は何を読もうかな?
ノンフィクションが恐ろしい [小説]
新潮45のシリーズを読み始めたら止まらないんだけど、なんだか頭がおかしくなりそうだ。
何故人は人を殺すのか。
その理由を知れば知るほど、人間という種族には、どうしても悪魔が入り込む隙が存在してしまうという、どうしようもない敗北感を感じざるを得ない。
多分殺人を犯してはいけないという道徳観は人類共通の理念で間違いないはずである。
なのにそこをあっさり突破してしまう種類の、人間というくくりからはみ出した人種はあらゆるところにいるんだ。
正しいことを頑張って主張しても、届かないことなんて当たり前。だって何かあれば人を殺すのが人なんだもん。
表現者としては、そっちじゃなくて、もっと愛に溢れた人間を描くことを心掛けたいと本当に、改めて思った。
新潮45のシリーズは覚悟して読まないと、ダークサイドに心が振れてしまう可能性があるかもしれないね。
怖い。表現は本当に怖いね。
何故人は人を殺すのか。
その理由を知れば知るほど、人間という種族には、どうしても悪魔が入り込む隙が存在してしまうという、どうしようもない敗北感を感じざるを得ない。
多分殺人を犯してはいけないという道徳観は人類共通の理念で間違いないはずである。
なのにそこをあっさり突破してしまう種類の、人間というくくりからはみ出した人種はあらゆるところにいるんだ。
正しいことを頑張って主張しても、届かないことなんて当たり前。だって何かあれば人を殺すのが人なんだもん。
表現者としては、そっちじゃなくて、もっと愛に溢れた人間を描くことを心掛けたいと本当に、改めて思った。
新潮45のシリーズは覚悟して読まないと、ダークサイドに心が振れてしまう可能性があるかもしれないね。
怖い。表現は本当に怖いね。
「13時間前の未来」 [小説]
SFが面白い [小説]
赤毛のアン [小説]
お勉強 [小説]
運命かい? [小説]
ちょっと前に家を片付けていて、その時に昔親父が読んでいた本が出て来たの。
司馬遼太郎「峠」
最近読み始めたんだけど、読みながらつい思考に入ってしまうんだよ。何でかと言うと、佐藤が悩んでいたことに対する答へのヒントが2ページに一回は出て来るんだよ。佐藤はその度に
なんじゃこりゃ!
って、天を仰いでしまうんだよ。なかなか先に進まないんだなあー。全1200ページ程のうち現在183ページ。読み終わった後に佐藤はどうなってしまうんだろうね?怖いんだよなあー。正直(笑)
でさ、いつの本かなあって巻末のページを捲ると、初版が昭和50年で父さんが買ったのは昭和54年刷のものでね。その年は父さんが38歳の時でさ、今の佐藤と同じ歳の時なんだなあー。
ずっとあそこにあったのに、今年発見してそして読み始めちゃったんだよなあー。
運命かね。
儒教の「仁」の話が描かれているしね。
親父が横にいるようでね。
いやあ、本当に読了後の自分がどうなるのかが怖いんだけど、佐藤は思います。
これぞ出会いなんだと。
人であれば、
出会いがあって恋をして永遠の伴侶となる。
その出会いの瞬間だね。これから、恋をしていくのかどうなのか?中身を知るために、じっくり読み進めたいと思っています。
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司馬遼太郎「峠」
最近読み始めたんだけど、読みながらつい思考に入ってしまうんだよ。何でかと言うと、佐藤が悩んでいたことに対する答へのヒントが2ページに一回は出て来るんだよ。佐藤はその度に
なんじゃこりゃ!
って、天を仰いでしまうんだよ。なかなか先に進まないんだなあー。全1200ページ程のうち現在183ページ。読み終わった後に佐藤はどうなってしまうんだろうね?怖いんだよなあー。正直(笑)
でさ、いつの本かなあって巻末のページを捲ると、初版が昭和50年で父さんが買ったのは昭和54年刷のものでね。その年は父さんが38歳の時でさ、今の佐藤と同じ歳の時なんだなあー。
ずっとあそこにあったのに、今年発見してそして読み始めちゃったんだよなあー。
運命かね。
儒教の「仁」の話が描かれているしね。
親父が横にいるようでね。
いやあ、本当に読了後の自分がどうなるのかが怖いんだけど、佐藤は思います。
これぞ出会いなんだと。
人であれば、
出会いがあって恋をして永遠の伴侶となる。
その出会いの瞬間だね。これから、恋をしていくのかどうなのか?中身を知るために、じっくり読み進めたいと思っています。
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ストーリーセラー [小説]
衝動買いで買った文庫なんだけどさあ。はまってるわ。短編集なんだけど、参加している作家は伊坂幸太郎、近藤史恵、有川浩、佐藤友哉、本多孝好、道尾秀介、米澤穂信でね。ぶっちゃけ伊坂幸太郎しか読んだことなかったんだけど、まだ7人全部読んでないんだけど、登場してくるキャラクターが面白い。魅力的。近藤史恵も有川浩も全く違う文体なんだけど、心地いいわあ。しかも内容もグッと来るんだよねえ。
まだ3人目の有川浩「ストーリーセラー」の途中なのに、もう面白太鼓判ですよ。また好きな作家が増えちゃって困るね。本当に「著作リストも完備して、新規開拓の入門書としても最適。」のコメントに間違いなし!!!続きも、後の作家さんの作品も大至急読まないとですわ。
素敵だなあ。世界を作る人って。うっとり。
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まだ3人目の有川浩「ストーリーセラー」の途中なのに、もう面白太鼓判ですよ。また好きな作家が増えちゃって困るね。本当に「著作リストも完備して、新規開拓の入門書としても最適。」のコメントに間違いなし!!!続きも、後の作家さんの作品も大至急読まないとですわ。
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人間と世界と正しいことの間にあるもの [小説]
「東電OL殺人事件」というノンフィクションを読んで衝撃を受けている今日この頃。正しい人間として生きていきたいと願うならば、知っていなければならないことがたくさん含まれている本だと思える。ただ、知ってしまうと、正しいことは鮮明になるんだけど、個人はどうやって戦えばいいのかが、全く分からなくなってしまう本なんだとも思う。佐藤は今混乱している。どこから手を付けたらいいのか分からないのだ。
一番気になったのは「権力」とは?という問題だった。
いろんなことが含まれているし、男女の差もあると思うのだが、佐藤は男として、被害者への思いよりも、無罪の人間に有罪判決を突きつけてしまう権力の構造に、無性に興味を引かれている。どうしてこういうことが起きてしまうのか?その判断を担う人間は、何を基準に生きているのか?なんだかそういう正義を標榜している世界には、普通に人々が信じている正義は当てはまらないんじゃないか?
一生世界平和なんて来ないのかもと思ってしまえる内容だ。だけど、実は既に知っている世界なのかもしれないとも思える。そういう本当に大事なところは知りたくないと思って生きてきている人間もたくさんいるだろう。佐藤はどうしても知りたいと思ってしまうタイプの人間だね。
だからかなあ。凄く混乱している。佐藤は人を信じたいと思って生きているんだけど、世界は逆なんだと思えるんだよ。ようするに世界は正しくないんだよ。信じてはいけないんだよ。
混乱しちゃうよ。信じちゃいけないの?表面に見えているものは嘘なの?
読めば読むほど人生を見つめ返してしまう。そんな本だよ。
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一番気になったのは「権力」とは?という問題だった。
いろんなことが含まれているし、男女の差もあると思うのだが、佐藤は男として、被害者への思いよりも、無罪の人間に有罪判決を突きつけてしまう権力の構造に、無性に興味を引かれている。どうしてこういうことが起きてしまうのか?その判断を担う人間は、何を基準に生きているのか?なんだかそういう正義を標榜している世界には、普通に人々が信じている正義は当てはまらないんじゃないか?
一生世界平和なんて来ないのかもと思ってしまえる内容だ。だけど、実は既に知っている世界なのかもしれないとも思える。そういう本当に大事なところは知りたくないと思って生きてきている人間もたくさんいるだろう。佐藤はどうしても知りたいと思ってしまうタイプの人間だね。
だからかなあ。凄く混乱している。佐藤は人を信じたいと思って生きているんだけど、世界は逆なんだと思えるんだよ。ようするに世界は正しくないんだよ。信じてはいけないんだよ。
混乱しちゃうよ。信じちゃいけないの?表面に見えているものは嘘なの?
読めば読むほど人生を見つめ返してしまう。そんな本だよ。
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