「孤高のメス」見た。

ＤＶＤで見ました。見たなあーーーー。結構泣いてた。やっぱり６巻分の内容を2時間には納まらないんだけど、小説の中の熱気は伝わって来たんだなあーーーー。キャストがちゃんと埋めてくれるのよね。その、もっともっとの部分を。凄い仕事だよ俳優って。堤真一さんの手術はいいね。集中している人の顔にグッと来ちゃって泣いちゃうの。

手術室の中はリーダーの下で皆の役割があって、みんなでフォローしてて、それをリーダーがちゃんと統率していて。当麻医師が、中村看護師に「すばらしかった」って感謝の言葉を出すの。そういうリーダーに憧れます。見えてるリーダー。命を救いたいという一つの思い、理念の下に、真面目に、ただそれだけのために、自分の全部を捧げる感じが理想の人間像だなあ。功名心とかいらないの。とにかく誰かのための自分の技術なの。仕事なんだからこそ、最高の技術が誰かのためにあって欲しい。そのための努力であって欲しい。そしてその結果がちゃんとついてくる社会であって欲しい。

そのためには評価してくれる人の存在が必要で、その人はリーダーなんだよ。同じレベルの人の評価じゃ結果にならないの。リーダーが何にも負けずにフェアに評価してくれる人であることが大前提だ。

当麻鉄彦は素晴らしいリーダーだった。「孤高のメス」見てよかった。