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御岳山の噴火のニュースは受け止め方が分からない、大変な災害になっている。 [ニュース]

御岳山は亡くなった婆さんが子供の頃連れて行ってくれて一緒に上った山でね。御岳山はほのぼのしたいい思い出しか出てこない山なの。その登山で婆さんがリュックから出して飲ませてもらったオロナミンCの味が忘れられなくてね。知り合いのお芝居を見に行ったときに差し入れに選ぶオロナミンCはその時の記憶と無関係ではなく。本当に御岳山は特別な山で。

もの凄い噴火してるね。犠牲者がたくさん出るような災害が起こる山だとは全く思ってなかった。

噴火という出来事は自然の神秘だとか、猛威だとか、見られて嬉しい部類の、なんとも人の死と結びつけて考えてなかったんだけど、山登りをする人間からしたら、火山大国日本ではいつでもそこにある脅威という事が凄く分かった。

無事に下山出来た人が喜ぶのも分かるし、そこに人が倒れていたのを置き去りにして逃げて来た人の辛さも分かるし、俺も一人で逃げちゃうかもなってね。

昔、初めて山に登ったときに手持ちの水がなくなって、山に連れて行ってくれた先輩が脱水症状になっていて、ちょっと休むから先に行ってていいよって言われて、先に進んで、しばらく行くと川があってね。俺は水をがぶがぶ飲んで、戻って先輩に水を持って行く事をしなかったんだあーー。そんなこと思いもしなかったんだよね。自分もギリギリだったと思うんだけどさ。そういうときに佐藤は人の事を考えない人間なのかもしれないってね。凄く自分という人間を考えたんだよね。自分の本性というかさ。

だからね。そう言うときに人の事が考えられるように体力も付けたいし、装備もちゃんとしておきたいし。

でもね。噴火なんかされたらどうしたらいいんだろう。そのとき佐藤はどうするんだろう。

人を山に連れて行く事の責任を改めて感じます。婆さんが孫の為にオロナミンCをリュックに忍ばせてくれていたように、佐藤は噴火する山で、人の為に何をしてあげられるのか。答えはその状況になったときに初めてわかることだね。

誰かの為に生きたい。

覚悟は出来ても本当のことは分からない。そんなことを考えている今回の御岳山の大噴火。

生きて下りて来られた人たちは本当によかった。本当によかった。
紅葉登山でまさか命を落とされた登山者の方達のご冥福をお祈りします。
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