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世の中は原発容認なのか?受け入れるべきなのかどうか。 [ニュース]

産経新聞のコラムにどこか怖い空気を感じている。

佐藤家では子どもの頃から産経新聞を購読しているのだが、3月13日(土)朝刊の「産経抄」に今までに感じたことのない主張を見た。

原発に反対する元首相たちに対して、「自身がかつて組織のトップの座にありながら手を付けないか、できもしなかったことを後任に無理強いする。控えめに述べて無責任極まる光景が、3人の元首相によって展開された。」「現職時代、いかに自分たちに問題意識も定見もなかったかを告白しているかのようでいたいたしい」と。そして「『原発は必要だ』と言っていたことは間違いだった。過ちては改むるに憚ること勿れ」と小泉元首相が論語を引用したことを残念だとも。

佐藤区ではこの論語の「過ちては改むるに憚ること勿れ」こそが今の権力者へのメッセージであると前々から思っていただけに、この産経抄を読んで混乱してしまった。間違いをごまかそうとしたから、原発の安全神話が神話であったということを、産経新聞は認めていないようだ。森友加計問題もそう、あれもこれもそう。間違いを素直に認めてごめんなさいが言えないからこそ、問題は無駄に大きくなっていっていることを無視しているこの状況は、またしても戦時中の新聞と変わらねーなと。政治とマスコミがどうして戦前の様子に戻っていっているのか、とにかく謎だ。国民に何を求めているのか。狙いが分からない。

翌14日の紙面には、アンケートの数字として、原発を容認する人は60%を超えていると書かれていて、いよいよ本格的に佐藤区はマイノリティなのかとこれまたショックで、にわかにはこの数字が信じられないでいる。佐藤仁志は原発に反対です。震災列島には不向きだと思っています。完全には制御出来ない、最終的にゴミまで含めた運用方法が50年近く経っても確立できない、そんなものを信用できるはずがない。

とりあえず、産経新聞は原発を容認しているようだ。そのことはこの二日で突然よく分かった。

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