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感情を変える。 [発見]

mens_img01.jpgお芝居をやってよかったことの一つに、「感情を変える」っていう方法論を知ることが出来たっていうことがあります。これは、思いのほか、スポーツの世界で役に立っている。

今の龍神ニッポンのバレーボールを見ていると、「もっと違う気持ちでバレーをすれば楽しくなるのになあーー」って思えるんだよねえーーー。

もともと実力差がはっきりしているチームであるはずなのに、互角に渡り合おうとしすぎていると思える。だから、ミスすると「ごめんごめん」というセリフ(感情)になってしまう。

これが、

ミスしても「やっぱり世界は凄いわ」って思えれば、「よーしもっと頑張るぞ!」って思えれば、もっともっと楽しくバレーボールが出来ると思う。勝ちを意識しすぎているよね。実績も実力もかなりの差があるはずなのに。

もう一つ、

「日本らしいバレーを」っていうコメントが解説者も含めてどしどし出てくるんだけど、この思いも違うんじゃないかと。これも「他のチームと同じようなバレーはしませんから」っていう、実力もないのに、強いチームの強いチームたる所以を無視したスポーツ観だなって思えるの。身長差は致し方ないとは思う。でも、大きいからどうしようもないというものでもないからこそ、日本人も世界でバレーをしているんでしょ?ということは、「日本らしい」という選択よりも、「自分らしい」っていう選択をすればいいのになって思えるんですよねえーーーー。その集合が「今の日本バレー」なだけだしね。その結果、ニッポンのようなバレー好きですっていう人が増えてくるんじゃないかなあと思うんですよ。

というわけで、チーム戦略として「ごめんごめん」と下を向くんじゃなく、「自分の思ったプレイを全力で試して、自分のバレーは世界にどう通用するのか」を知るための大会にすればいいのになって思うんですよ。「どんまいどんまい」っていう言葉が嫌いでね。「気にするな」じゃなくて本当は「気にしている暇はない」ってことなんだよね。でも、試合後には気にした方がいいしね。「どんまい」って言ってる場合じゃないってことか。逆にもっと「あーしようこーしよう」っていう声が出る方がいいよね。

ミスしなければ勝てるじゃなく、ミスはするんだから、ミスは極力減らすように練習をするのは当たり前なんだから、「ミスをいちいち気にするのではなく」、意志のあるプレイに対するミスはむしろ良しとして、かわしてみたり、ミスしちゃまずいからとりあえずみたいなプレイはやめて(そう見えるだけかもしれないけど)、全力で意志のあるプレイをし続けて欲しい。

「この選手は、この1点にこだわってバレーしているんだなあーーー」

っていうのが見えたら、凄く楽しいんだけどなあーーーーーー。見る側の感情さえ変わってくるよね。

あと1試合。ブラジル戦も頑張れニッポン!!!

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