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権力と責任とお金と嘘と逃亡 [日々感じること]

白洲次郎の本にも出てきた「noblesse oblige」の意味のことを最近よく考える。「財産、権力、社会的地位の保持には義務が伴う」という理解だが、ここで言う義務とはいかに?

佐藤区では自分のことばかりを考えるなということだと思っています。

そんな佐藤区の区長である佐藤仁志さんは50歳を目前の派遣社員です。家借りるなんてことは今の私には出来ませんので、嫁さんには実家に母さんと一緒に住んでもらっています。脱サラして「俳優やるぞ!!」って言って頑張っていましたが、なかなか稼げるようにならなくて、ボーナスも20年以上もらってないし、とは言え、派遣でも雇ってもらっていることに感謝しながら、今は嫁の俳優修業を応援しつつ、家族を守るために頑張って生きています。区長とは言え、佐藤の守れるものと言えば今のところ家族だけですね。今の権力では、それが精一杯。住むところがあって、愛する家族がいてくれるということに十分幸せを感じています。ご先祖様に感謝です。

さて、ニュースやワイドショーに出てくる権力のある人たちを見てみよう。総理や副総理とかさ、権力を持った偉い人たちは、お金にも不自由していないだろうに、どうだろう?ちょっと言わしてもらうけど、自分の地位や立場を守ることだけに必死過ぎやしねーかな。佐藤区長が家族を守るのに必死なのと、権力のある人たちが身内や自分自身を守るのに必死なのと、同じな訳がない。もっともっと大きな何かを守ってこその権力なのだと思うのだがどうですか?

コロナだって、オリンピックだって、自分のことを棚上げにして取り組まなきゃ成功なんかするはずがない。お金の使い方だってそう。どこにお金を使うのか?国民の命や生活にお金を使うよりも、会長のプライドだとか、IOCやスポンサーへの責任だとか、総理や知事の駆け引きにお金よりも大事な時間を使うとか、なんだろう?誰かに責任があるように振舞って、自分自身が果たすべき責任はないという振りをしているように感じるぞ。原発の安全神話も嘘だらけの、責任放棄。地震列島に核廃棄物を安全に置いておける場所などなかったということは口が裂けても言えないのだろう。子孫に負担をかけるわけにはいかんと言いながら、既にどれだけ負担がかかっているのか誰もちゃんと計算しない。

負担と言えば、核廃棄物が天然ウラン並みの放射線レベルになるのに10万年かかるって知ってた?こりゃびっくりしたよ。まあ、そのくらい掛かりそうだわ。

そういうことを一つひとつ終息させていけるのは権力のある人だけに与えられている特権なのだが、その特権を誰も使おうとしない。偉い学者は分析しても影響力はないというのは、コロナの件でよく分かった。ルール違反の接待を受けて、それを咎められたら、病気を理由に辞職できる。同じ辞めるならごめんなさいと言って辞めればいいのに、ごまかそうとするから恥ずかしいことになるんだわ。

逃げるなよ。戦えよ。一つ一つ解決して行こうぜ!佐藤区は全力で応援するよ。区長、時代をときめく派遣社員ではあるんだけどさ。ま、そういうことだわ。

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