日記。 [小説]
7月6日(日) 晴れ夜曇り
○稽古休みにして、久しぶりにダラダラと寝る。7時ごろ突然気分が悪くなりトイレで吐く。なんだろうと思うが、胃薬飲んでまたベッドに入る。健康診断のことを思う。
○突然思い立ってあんぽんたんの制作的仕事をする。意地になってクーラーをつけないまま作業するも、パソコンの熱もあって暑さ尋常にあらず。
○夕方、怪人社ライブの準備のため高円寺へ。日差しもゆるみ、過ごし安し。
○山田風太郎「戦中派不戦日記」読了。すこぶるにいい教科書なり。
赤毛のアン。 [小説]
えーーー、今年出版100周年を迎えました、モンゴメリの「赤毛のアン」。各地でイベントがいろいろあるらしく、早速調べて行かなきゃ!!と思っている次第です。
あーーー、大学の野球部時代に初めて小説で読んで以来、忘れられない本よ。
なんと言えばいいのかしら。そのーーーー、いろんな意見あると思うけど、愛に溢れているのだよ。愛しか感じないのだよ。泣いて笑って幸せな気持ちになるのだよ。人生なんだよ。アンは孤児で不幸な生い立ちなんだけど、そんなことどーーーーーーでもいいのだよねえ。今をいかにステキに生きて、真面目に生きて、努力をすることを忘れずに、あーーーーーー、刑務所で囚人全員にMUSTで読ませたい本だね。
あーーーーーーーー、大人になって読んだから、俺にはぐさーーーーっと刺さったんだろうなあ。子供のころ読んでたらどうだっただろう?タイミングってあるしね。俺はきっといいタイミングでカナダのプリンスエドワード島に行くんだと思う。
新潮文庫で全10巻。アンの娘「リラ」が主人公になったりしますが、子供の誕生日に一冊ずつ10年かけて贈っちゃうなんていうステキな叔父さん叔母さんもありかもね。
あーーーーーー、俺もアンを養女に迎えたい!!!
あの時代の凄さ。 [小説]
昭和20年。
俺の中で謎だった、あの時代がかなり解明されてきた、この本と出会ったことが大きい。
山田風太郎「戦中派不戦日記」
毎日のようにB29が東京の空を飛んでいたってこと知ってた?俺は知らなかった。東京がどのくらい焼け野原だったのか?想像をはるかに越えた、破壊のされ方だったんだね。初めて意識できた。
今。いろんな事件が起こっているが、ゼロからでも人は復活できるということは歴史が証明している。やる気のない人間が落ちていくのはいつの時代でも当たりまえ。人間の中には、本当に有り得ないほどのエネルギーが詰まっている。つまらないことで人を傷つけたりしないで欲しい。死ぬ気で頑張れば、なんとかなるもんなんだ。
人のために生きてみよう。誰かに負けないように生きてみよう。責任が生まれるから。だからこそ、まず自分に負けないで欲しい。少なくとも自分のことは好きでいられるように生活しよう。
何故だか、こんなことばかりを思う。